基本方針

設立趣旨

高齢社会が進展するなか、認知症を患う人が年々増加しており、知的障がいや精神障がいの方も含め、判断能力に不安のある方々が「自分らしい生活」や「尊厳のある生き方」を持続できる財産管理の仕組みが求められています。

「尊厳ある生き方」を実現するには、判断能力に不安のある方々を経済的被害や権利侵害から護ることが必要になります。
また「自分らしい生活」を送るための、将来にむけた生活設計も不可欠です。

私たちは、現行の後見制度の特徴や限界を踏まえ、さまざまな選択肢のなかから、判断能力に不安のある方々も将来にわたって「自分らしい生活」や「尊厳ある生き方」を持続できる財産管理の仕組みについて共に考え、提案してまいります。